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正義について

(2003.4.29)
 27日に二子玉川でテニスをしたときのことでした。通路を挟んだコートからボールが数球我々がテニスをしているコートへ打ち込まれてきました。そのうちの一球がちょうどサービスをしようとしていた私の頭に当たりました。ですが、誰もボールを取りに来ませんし、もちろん謝りにも来ません。私は苦情を言いに行きたかったのですが、試合中でしたので行くことができませんでした。試合中に相手方の使用時間が終了してしまったので、こちらの練習が終わった後受付に我々にボールを打ち込んだ団体のことを聞きに行きました。T工大(テニス部?)のOBの方達だといわれました。私は彼らはあまりにも常識がありませんので次回に来られた時に今日あったことを伝えてくださいと申し上げました。T工大といえばM主党のリーダーも卒業生です。彼らが行ったことが全てとは思いませんが、あまりにも驕りきっています。数十人もいて誰もボールを取りに行くこと、誤ることを思う人がおられないということはとても世間の常識を持ったグループとは思えませんでした

    驕る平家は久しからず

(1999.9.5)
 神奈川県警の不祥事、部下のイジメ、女性への恐喝、またそれを隠そうとする県警幹部、多くの国民は警察官はあまり悪いことをしないと思っているがこれでは暴力団の風上にもおけません。
 暴力団は最初からそのようなことをする集団だとみんな認識しているから対応の仕方もあるが、警察相手では警察に訴えるわけも行かない。訴えればもみ消されるだけである。
 それ故、官庁においては公務員でない人で組織したいわゆるオンブズマンのような監査組織が必要であろう。
 政治家だけでなく、警察官も信じられなくなった国はどうなるのだろう。
 米国と同じように、拳銃で自己防衛するしかないのだろうか。

    手袋をはめた猫は鼠を取らぬ/A cat in gloves chaches no mice.

(1999.7.24)
 和歌山のカレー事件より1年が経ちました。裁判は完全否認のまま進んでいますが、今のペースで行けば1審が結審するまでに6,7年はかかるというとのこと。最高裁まで行けば、10数年かかるでしょう。
 真実を明らかにすることは当然のことですが、余りにも時間がかかれば事件そのものが風化をしてしまい、意味が半減してしまいます。
 現在の裁判制度そのものが全ておかしいとは言いませんが、誰も改善しようと言わないのは何故なのでしょうか。

    善も一生悪も一生

(1999.2.22)
 ゴルフ界はPGAとJGTOに分裂しましたが、選手主体のJGTOが主導権を取る形で収拾したので良かったと思っていたのですが、もしかしたらとんでもないことになったのではないでしょうか?
 昨日の新聞に今期ツアーの開幕戦に尾崎なんとかの子供が参加すると載っています。これからプロ試験に合格できない二世が次から次へと主催者推薦で出てくるのかと思うと、改革といいながら自分達のことしか考えていないのかと情けなくなります。今回の決定は、確かに多くのプロゴルファーのためにはなると思われます。ですが、こんなことで良いのでしょうか。ファンにそっぽを向かれますよ。スポーツの世界は実力次第です。能力がない人間を、他に何もできないからといって親がそこまで面倒を見る方がおかしいのです。この時代、政治、経済界でも同様の傾向が強いですが親がどんなにやっても結果は明らかになっています。子も悪いが、親の方がもっと悪いと私は思います。

    親の欲目と他人の僻目

(1998.9.23)
 日本はスーパーコンピュータを米国からたくさん買わされましたし、まだ買わされています。でも米国は国の予算で日本のスーパーコンピュータは一切買いません。入札で決まっても勝手な理由を付けて買わないのです。これが米国の正義なのです。日本人にはとても考えられません。他にもたくさんあります。繊維、鉄鋼、自動車、...。
 日本の正義はどこにあるのか。

    力は正義なり

(1998.9.16)
 野党に正義はあるか?残念ながら、今の民主党に正義は見えません。私は、政党としての正義があったのは、昔の社会党までだったのではないかと思います。ではなぜ民主党に正義はないのか?それは政権が目の前にあると錯覚しているからです。マスコミからもおだてられていますが、残念ながらそれだけの力はありません。もっとじっくり考え行動してもらいたいですね。

    先生と言われる程の馬鹿でなし

(1998.8.22)
 米国によるケニア、タンザニアで起きた大使館爆破事件に対する報復に対し、政府は”理解”と言う言葉で支持を表明した。この報復は米国にとって正義ですが、日本国にとっては正義なのでしょうか?
 政府はきっとそうは思っていないと思います。でも、支持せざるを得ない。ここが日本の弱いところなのです。なぜこんなに弱いのでしょうか。政府、自民党、その他の野党にしても自分たちの考えていること、していることに対して自信がないのです。自信を持って言えば責任をとらなければなりません。今あること、していることに対して賛成、反対と言う位なら私でもいえます。また、それが選挙の結果を決めるのですから、我々国民も悪いのでしょう。
 本当に日本という国の将来をどうすればいいのかについて本当に考え、行動している政治家を私は知りません。もしそういう政治家がいても選挙では勝てないかもしれません。また、勝ったとしても政党の中でそれなりの力を持つことが出来ないでしょう。
 残念なことです。

(1998.8.10)
 日本人の多くは正義はある/ないと答えるでしょう。私も同じです。これは正しいのでしょうか。文章的にはどこもおかしくはありません。ですが、Global Standardとしては違うみたいです。
 第二次世界大戦、広島・長崎への原爆投下、キューバ危機、ベトナム戦争、中東戦争、これらは全て正義なのです。また、ケニア、タンザニアの爆弾テロにしてもあるグループからすれば正義なのです。なぜなら、彼らにとってみれば、正義はあるものではなく作るものなのですから。
 日本に於いてはもう50年以上作られた正義はないのです。日本人は正義を作るのが本当に下手くそである。うまいのは米国、時の政権に都合が悪いことがあると戦争をする。なぜなら、それが正義であり、結果として国民はみんなでその政権を支えるからです。
 評論家は、何が正義(正しい)であるかばかりを議論している。本当は全てが真実(現実)なのです。今日本に本当に必要なのは、正義を作ることです。嘘でも何でも良いのです。みんなを一つの方向を向けること。
 日本国首相に必要なのは、正しいことを見つけることではなく、あることを正しいと思わせることなのです。

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