マスコミについて

(2001.4.30)
 今回の自民党総裁選挙に対する国民の反応を見て、私は非常に怖くなりました。元々熱しやすく冷めやすい国民性ですが、本当に判って言っているのでしょうか。また、この熱気はどれくらい続くのでしょうか。
 マスコミの力の大きさは今回のことを見ても痛感されるのですが、もう一部の評論家はもうポスト小泉を感じさせるような発言をしています。それが商売だとは思いながら悲しい気持ちになってしまいます。
 欧米人は、やはり日本はアジアの国であると再認識したことでしょう。

    用心深さは勇気の大半である/Discretion is the better part of valour.

(2000.11.20)
 政治がこれだけ混迷しているのに、なぜテレビは予定を変えてでも我々国民に情報を提供しないのか。
 くだらない番組をスポンサーがつくからと言って、この大事な時間帯に流す必要はあるのだろうか?それとも、そのような情報を流しても視聴率は上がらないので、流す必要はないと判断しているのでしょうか?
 確かに日本の政治家で力を持っている人たちは、日本という国の将来を本当に考えていません。悲しいですがこれが真実です。ですが、彼らはお金を握っています。税金として集めた金をどのようにばらまくかは彼らの胸三寸なのです。ですから、多くの企業人は彼らに投票します。これは当然のことです。
 本当に国のことを考えている人もいます。ですが、残念ながら彼らには力がありません。今日の不信任案採決においても、かなりの方が一本釣りされて不信任に投票しないかもしれません。ですが、結果として信任されても森政権は持たないと私は思います。
 マスコミよ、国無くして君たちはありません。今何をすべきかを、もっと考えていただきたいと思います。

    時は得難し失い易し

(2000.3.31)
 今日、有珠山が23年ぶりに噴火したがNHK教育テレビが高校野球を放送している以外は全てのテレビが同様の内容を放送していた。いつも思うのだが何でこんな無駄なことをするのであろうか。他の番組を見たい人はたくさんいると思うのだが見れるチャネルがない。もしかしたら、是非放送しようと思う番組を昼間には組んでないと言うことなのであろうか。あるいは、そうしなければ社内で批判されるのでしょうか。
 トップは常に他社と違うことを考え実行しろと言っていると思うのですが、なぜこの様な場合にそのような指示が出せないのでしょうか。それとも他社と同じことをしていれば視聴率が上がらなくても責任をとらなくても良いとの考えなのでしょうか。

    金が言わせる旦那/Money often makes the gentleman.

(1999.12.11)
 2000年末からのBSデータ放送に8社が参入することが決まったが、もしかしたらもう何の意味がないかもしれません。放送であるから認可があり、海外の資本が多く入っている企業の参入を許可しないのであろうが、残念ながら放送の価値は日に日に低下をしている。通信との差がなくなってきているのでそれに投資をする必要がなくなってきている。一方的に与えられるより必要なときに獲得できる方が我々にとっても便利である。インターネットで24時間接続が普通になる2,3年先にはそちらの方がメインになるであろう。
 その時今のテレビ会社はどうするのであろうか。

    飛ばんとするものは翼伏す

(1999.7.31)
 マスコミ関係者の破廉恥事件が続いていますが、その業界にいる人達は特に最近おかしいのではないかと思う。
 テレビ番組を見てみると各会社が何を考えているかが全く見えてこない。その中で少し筋が通っているのはテレビ東京であり、私も、経済のことについてはこのチャネルから情報を入手している。
 マスコミはものすごい力を持っている。選挙で特定の党を勝たすことが出来るし、景気を回復することもできる。それなのに最近元気がない。
 もっと自信を持って欲しいのだが、それだけの人はいないのだろうか。

    悪女の賢者ぶり

(1999.7.25)
 全日空機がハイジャックされて機長が刺殺された件で、犯人の名前が報道されない理由は何なのでしょうか。
 現行犯逮捕でありながら、28歳、男性としか書かないのはマスコミの自主規制なのでしょうが、その理由が分かりません。そうせざるを得ない理由があるならばそれ自体を公表すればよい。
 日経新聞には載っていませんが、他紙では武蔵高校、一橋大学卒と書かれていたとの話を聞きました。
 判断は我々読者がすればよいことである。マスコミが勝手にすることではないと私は思う。

    追従も世渡り

(1999.6.17)
 テレビのニュースを見ていましたら、女性アナウンサーが生まれて初めてホタルを見たと言っていました。ですがその後でいかにもホタルのことは何でも知っているよとの話をする。台本を読むのはかまわないのですが、書かれていないところもそれに合わせて話をしてもらいたいものです。
本当に興味を持っているアナウンサーはおられないのですか。いない訳ではないでしょう天下のテレビXXさん。

    多芸は無芸

(1999.5.1)
 最近見るテレビ番組が固定化してきています。
 見ているのはニュース、政治番組、経済番組、サスペンス、陸上競技、映画あんどで、以前見ていた日本の野球、日本のゴルフ、日本のサッカー、相撲は全く見なくなりました。
 私には魅力が感じられなくなったためですが、私の方が変わったのか誰が見ても魅力がなくなってきているのはよく分かりません。
 これだけチャネルがある中今までの民放の視聴率は下がるばかりです。インターネットが個人でも利用できるようになり始めた頃、個々まで成長すると思った人は少なかったと思います。私は、お金を使ってまでしてみる情報があるのかと疑問を持っていましたが、それは大きな間違いでした。
 個人が使えるお金には限界があります。あることに使えば他のことはあきらめる必要があるのです。(最近はそれが出来ず、破産する人が多くなっていますが)ですが、テレビの放送内容を考えると今までの民放の限界を感じます。
 有料放送にそれだけの魅力があり、また、将来的には無料になるかもしれません。そうなった場合には今あるテレビ局の半分以上は潰れるか吸収合併されるでしょう。
 そうならないうちに、手を打ちましょう。民放さん。

    はまったあとで井戸の蓋をする

(1999.2.11)
 この1週間いろいろありましたがやっと4月の東京知事選、顔触れが決まりました。鳩山邦夫氏(民主党副代表)、明石康氏(元国連事務次長)、その二人を三上満氏(元全労連議長)、桝添要一氏(国際政治学者)、野末陳平氏が追う展開となりそうです。
 では誰が都知事を決めるのでしょうか?投票するのは都民ですが、実は決めるのはマスコミです。今の時点でも既に取り扱いが違います。最初の二人の取り扱いだけが多く、またこれからはその傾向がもっと強くなるでしょう。
 現時点では泡沫候補以外は平等に取り扱って欲しいのですが。

    民の声は神の声/The voice of the people, the voice of God.

(1999.2.7)
 ダイエーホークスとJOC、日本の悪いところを集めたような集団です。
 社会的に非難されることをしているのに、まず最初に証拠となるものを隠すあるいは処分する。続いて悪いことをしたかが証明できなかったのだから、良いのだとの姿勢。その発表により世間に叩かれなかったらああ良かった良かったで終わろうとする。もし叩かれたら、もう少しデータを出して、もう少し謝る。そして、時間を稼ぎ世間の話題に昇らないようになるまで待つ。
 彼らだけを非難するわけではないですが、この繰り返しで今の日本社会はあるのです。
 いい加減にして下さい。
 たよりは、あなただけです。マスコミさん。

    嘘をつかねば仏になれぬ

(1999.2.3)
 今、テレビ放送の隙間を利用して情報を送る”地上波データ放送”というものがあります。テレビ朝日とTBSが主として行っているのですが、まだユーザー数が少ないのでスポンサーが少なく商売にはなっていないみたいです。放送ですので、それだけではいわゆるプッシュ方のサービスしかできないのですが、インターネットとうまく組み合わせればいろんなことが出来るようです。
 面白そうなので調べています。

    走らんと欲せば先ず転ぶことを学べ

(1999.1.16)
 今後のテレビ業界がどうなるかを考えてみました。
 テレビのデジタルかが為されたとき、現在の地上波の権利を持っているテレビ会社は生き残れるのでしょうか?
 否でしょう。
 今までこの業界は多くの規制で守られてきました。まだ当面は守られるでしょうが、もうすぐ変わります。そうなると今よりさらにチャネルが増えます。その時に今の会社が優位性を維持できるでしょうか?私は無理だと思います。今番組を誰が作っているのでしょうか?テレビ会社独自で作っている番組は少ないはずです。ということは、その会社は条件さえ良ければいつでも他社のために作ると言うことです。
 私たちは無料の番組を見ます。それが面白くなければ有料でも価値がある番組を見ます。
 今あるテレビ会社がどう変われるのか、見物です。

    賽は投げられたり/The die is cast.

(1998.12.5)
 何とかという漫画家が麻雀賭博で現行犯逮捕をされたが、今テレビでへらへら話をしている。マスコミ関係者は感覚が麻痺をしているのではないでしょうか。民間企業、官庁では懲戒免職でしょう。それを金を払って自慢げに逮捕されたことを話させる。テレビ会社のトップはそんな話を視聴者は聞きたいと思っていると考えているのでしょうか。少なくても私は見たくありませんし、聞きたくもありません。
 最近感じられるのは、敗戦というビッグバンが日本という国を変えみんなにチャンスを与えたが五十数年たちいろんな意味(例えば、政治、企業、相撲、歌舞伎、芸能界などで二世が多い)で固定化をしてきた。経済の世界に於いてはバブルの崩壊でその一部が壊れ、また政治の世界でも内部から崩壊してきているが、それ以外の世界ではこれから始まるのである、と言うより始めないとダメなのである。
 これから数年の間に大きく変わる業界として私が思っているのは、マスコミと大学である。さて、どう変わるのか、どこが生き残るのか見守ってみたい。

    名主の跡は芋畑

(1998.12.3)
 今、広島の高校生の自殺の特集をしていますが、なぜ暴力団(?)の顔を隠すのでしょうか。その人間がある話をしているのはマイクから入っているのだから事実です。なぜ事実を報道することが出来ないのでしょうか。マスコミが出来なければ誰が出来るのでしょうか。警察は何かないと出てこれません。この様なことにはマスコミの力をかりるしかないのです。
 誰が結婚した、浮気した、離婚したとかに比べれば非常に価値があることと思いますが。

    仰いで天にはじず

(1998.11.23)
 今日の新聞に載っていた「思いやり意識」に関する国際比較調査によると、日本の若者の他者に対する思いやり意識は調査対象とした米国、中国、韓国、ポーランドなど7カ国中最低水準だったとのこと。特に、売春や薬物使用などの非行への許容度は特異な高さとなっているとのこと。人は親、家庭、友人、教育などの影響を受けながら育っていくのですが、その中でテレビ等のマスコミの影響は非常に大きいと思います。テレビ番組を見るとどのチャネルも同様のテーマを同様の内容で報道しています。各局独自の主張はないのでしょうか?視聴率が高いことだけがその局の絶対的な評価ではないはずです。
 もし、同じ番組しか提供できないのであれば、いくつかの局は存在する価値がありません。それぞれの局が自分たちの主義主張を持ちそれにのっとり番組を作成して欲しいと思うのですが。

    敵に味方あり味方に敵あり

(1998.11.1)
 昨夜、テレビで「瀬戸内の美味と温泉岡山」という番組が放送されました。ずっと見ていたのですが、関東在住の人にとって興味が持てるのはこんなことかと思わされました。
 桃太郎、後楽園、岡山城、シンフォニーホール、オリエント美術館、池田牧場、吉備津神社、最上稲荷、白桃、マスカットなど、あと何でこんな店をと思われるのがありましたが説明する価値はないと思います。
 表面的には判るのですが、これが岡山の紹介番組かと思うと、我々が見ている他所の紹介についても自分で見て行ってみるしかないと思われます。
 これで、本当に視聴率が取れるのでしょうか?

    百聞は一件に如かず

(1998.10.20)
 今テレビで元暴力団の牧師の話をしています。殆どの日本人にとって、宗教は人生の中であまり価値があるとは思われていません。実際私には、お葬式、法事、お盆、お彼岸などの時にしか縁がありません。ですが、現代のような不安な時代には間違いなく宗教が大きくのしてくるのです。多分、これから新興宗教が色々出てきて信徒を集めるでしょう。そしてその中から本当の宗教が新しく出てくるのです。

    苦しいときの神頼み

(1998.10.17)
 韓国において日本の文化が今でも解禁されていないということを、殆どの日本人は知らないのではないでしょうか。私も、それはもう昔の話であったと思っていました。
 金大中大統領になってから、日本文化を解放しようとの動きが出てきましたが、韓国における教育のことを考えると時間はかかるでしょう。ですが、我々と同じ戦後生まれの年代は植民地支配の時代を実際には経験していません。それゆえ、日本の文化を実際に感じることが出来れば、日本の良さ悪さをすぐ判断することが出来るでしょう。その上で、日本の良いところだけを受け入れらればよいでしょう。
 そのためにはマスコミの力が必要なのです。特にNHKの衛星放送は韓国で受信できますので、そこでもっと取り上げてくれればよいのですが。もちろん、他のマスコミにも期待します。

    五十にして四十九年の非を知る

(1998.10.7)
 日本はそんなに平和な国なのでしょうか?この危機の時にマスコミは今日も和歌山の話ばかり。そして国民はそれをおかしいと思わない。
 う〜ん、日本もこれまでか?
 この環境のなかで育っている子供達がこれからどのようになるのか、私たちは最期まで見届けることは出来ませんが、どこかおかしいのではないかと常々思っています。私に出来るのは自分の子供に対してだけ。だけど、全ての親がそうすれば全ての子供に対して出来るのです。
 そのことをマスコミが提起して欲しいのですが、だけど今の民間放送では無理でしょう。
誰もコマーシャルを入れてくれませんですね。私もそう思います。

    金と塵は積もるほどきたない

(1998.10.5)
 昨日和歌山の毒物カレー事件の関連で二人逮捕されました。マスコミはまたいつもの通り各局勢揃いです。
 なぜ、G7蔵相・中央銀行総裁会議をもっと放送しないのでしょうか?
 どっちが今の日本にとって大事なのでしょうか?
 一局ぐらいはまともであって欲しいと思うのですが。
 そうすればその局だけ視聴率が上がると思うのですが。
 それは私だけの考えのようです。
 そんなことをしていると本当に見放されますよ。

    悪貨は良貨を駆逐する

(1998.9.27)
 日韓漁業交渉、なぜ政治家は韓国に対しあんなに弱腰なのか?自国の主張が出来ないのか?とても国の代表としてまともな交渉をしているとは思えません。
 対韓国だけでなく、対中国、対米国、今の政治家はおかしい。本当に日本の政治家なのか。国内では偉そうにしているだけでまともな主張ができる政治家はいないのかと思う。
 マスコミも同じです。くだらない番組の方が視聴率が稼げることは判りますが、もっと大事な国の根幹に関わるような問題にもっと時間を割いて下さい。

    俯仰天地にはじず

(1998.9.21)
 毎年この時期になるとプロ野球も終盤戦になる。セリーグに於いては優勝は上位2チームの争いになっているのだが、テレビでは消化試合をやっている。そして完封したとかなんとかかんとか、何を考えているのでしょうか?この時期に完封しようがホームランを打とうが優勝争いに関係ないチームはどうでもいいのです。彼らは、給与を下げられないようにつじつま合わせをしているだけなのです。それ故、この何年か野球放送は見ていない。
 もっとまともな地上放送局はないのでしょうか?そんなことをやっていると衛星放送他にさらにシェアを奪われますよ。あ〜、もう奪われてるか。

    頭が動かねば尾が動かぬ

(1998.9.15)
 今日のテレビを見ていると、米国大統領が日本の景気が良くならなければ世界の景気が良くならない、だから米国も応援すると言っている。それを尤もだというようにマスコミが報道し、国民はそうかなと思ってしまう。そして政治家はそうしないとダメだと思ってしまう。
 真実は全く違います。責任が一番重いのは米国です。彼らにとって都合がよいように他国を変えようとしているだけです。日本に世界を不況に陥れるだけの力があると思うのは思い上がりです。日本は米国の51番目の州ではありません、独立国なのです。それをマスコミはもっと主張して欲しい。

    悪縁契り深し

(1998.9.14)
 思った通りに、巨人は連敗。これで終わりです。なぜなら選手に目的が無くなりました。今の監督は選手にとっていろんな意味で一番都合がいいのです。その監督の継続が決まれば今年の目的はもう勝つことではなく、自分の個人成績をいかに格好のつくようにするだけなのです。
 私にはなぜ監督を変えないのか判りません。今の方が新聞は売れ、テレビの視聴率は上がるかもしれませんが、残念ながら監督としては失格です。客寄せパンダです。普通であれば、巨人軍を率いれば3年に2回は優勝が出来ます。それだけの人材がそろっているのです。
 今春、”...シーズン中で多忙につき...”のコマーシャルを聞いてあきれ果てました。何でこんなコマーシャルを受けるのでしょうか?何を考えているのでしょうか?それとも何も考えていないのでしょうか?

    正直は阿呆の異名

 ちょっと言い過ぎましたかね。

(1998.9.12)
 テレビのニュースはよく見るのだが、最近はほとんどテレビ東京ばかりになってしまった。なぜか?理由は簡単です。他の局はスポーツニュースがあり、また長いのです。また内容も同じで、なぜ、監督が辞める、辞めないということにあんなに時間をとらなければならないのでしょうか?これも視聴率が稼げるからですか?
 今の日本にはもっと大事なことがあることはみんな知っています。もちろんマスコミも知っています。でも、一日の各局のプロ野球ニュースの合計時間は、経済に関係するニュースより多いでしょう。マスコミが毎日一生懸命やれば、日本の成長率は1%位は簡単に上がるのではないかと思われます。全てのマスメディアが合同して、一日中パフォーマンスでもやったら如何ですか。

    無い物は良い試案と銭金

(1998.9.5)
 6週間前の和歌山での事件が、以降の事件に大きな影響を与えていることは誰も否定が出来ないところであろう。また、マスコミの報道に以降の責任があることも同様である。
 模倣犯が出るということは過去の経験からマスコミは十分承知をしている。でも彼らに教育効果は全く出ない。ない理由は明らかである。彼らはトップを含めてそれが悪だと全く思っていないからである。反対に彼らにとっては視聴率が上がりスポンサーが喜ぶのであるから正しいと思っているのである。それゆえ、このことは永久に繰り返しされるのである。
 それで良いのでしょうか?視聴者はそうなることを望んでいるのでしょうか?
 聞けばみんなそうでないと言うでしょう。だけど実際はその記事を興味を持って見聞きしているのである。
 ということは、我々にも責任があるということである。国や地方に情報公開をしろとかいろんなことは言っているが、実際には多くの国民はそんなことよりこのような情報の方が面白いのでしょう。

    乞食にも三つの理屈

(1998.9.3)
 外交については、日本のマスコミは非常に弱い気がする。相手が国なので、相手が悪いと気楽には言えないのだろうが。これは、強い相手には対等には立ち向かえない日本国そのもの、日本人そのものです。強い相手に対等に向かうことこそ、今のマスコミに必要なことではないのでしょうか?弱い者いじめは誰にでもできるのです、そんなことをしてやったやったと喜んでいてもしようがないでしょう。
 マスコミの奮起を促します。

    ペンは剣よりも強し

(1998.8.31)
 北朝鮮からのミサイルに対するマスコミの反応。何でこんな時に物わかりの良いおやじになるのか、とても信じられない。マスコミがいつも言っているGlobal Standardでは、違うでしょう。脅されたらそれに対抗するのでしょう。あなた達は昔の主張に縛られて身動きできなくなっているのではないですか。世界は変わっているのです。
 あなた達自身がGlobal Standardを受け入れ、変わることから始めないと迫力はありません。

    隗より始めよ

(1998.8.30)
 最近のマスコミ、昔の三浦ロス疑惑、松本サリン事件と全く同様です。事実を曲げているとは思いませんが、あまりにも一面からだけの報道です。名前、写真を出さないのは以前の間違いの教訓でしょうが、あなた達が人が犯罪を起こしたかどうか決めるのではないことを自覚して下さい。
 間違っても、視聴率が稼げればそれで良いですか。確かにやりすぎるちょっと手前で止めることが出来る人をやり手というのでしょう。

    大嘘は吐くとも小嘘は吐くな

(1998.8.12)
 和歌山に続いて新潟でも同様の事件が起きました。これは、和歌山の事件の報道をみて起きた事件と考えるのが当たり前でしょう。ですが、これをマスコミと責任というのは酷でしょう。ですが、マスコミは考えて欲しい、どのように報道するかを。何か調べたこと、わかったことを全て報道すればよいと考えているのではないでしょうか? ちょっとうがった考えかもしれませんが、同じ様な事件が起きたら、また視聴率が上がるとでも思っているのではないですか。
 いま、NHK教育放送をみています。弁護士・中坊公平氏の話/豊島です。以前にもみたのですが、またみています。私はこのような番組をみたいのです。民放でも作れると思いますが。

(1998.8.5)
 友人からこんなことを聞きました。久米さんが、小渕首相の会見を笑ったアメリカ人記者を非難したと。
 こんな当たり前のことを書くのも本当は辛いのですが、まともな方もおられるということで書きました。
 先月25日に起きた和歌山の事件について、マスコミは非常に慎重です。理由ははっきりしています。松本サリン事件のミスリードがあるからです。あの時は、無罪であることが後にはっきりした一市民を徹底的に犯人であると視聴者に思わせるような報道をしました。私もその方を極悪非道の人間だと思いました。きっと皆さんもそう思われたのではないでしょうか。あれは、警察とマスコミが協力して(きっとどちらもそうだとは言いませんが)報道をしました。オームの犯罪だということが明確にならなければ、いわゆる冤罪事件になっていたわけです。本当に恐ろしいことです。
 思うに、同様のことは結構あった/あるのでしょう。

(1998.7.24)
 今日、自民党の総裁選挙がありました。マスコミが一番低い評価をしていた小渕さんが予想通り当選しました。
 私は、日本のマスコミはおかしいと思います。何がおかしいかと言いますと、マスコミは米国のいう通りを主張するのです。米紙が小渕さんのことを”冷めたピザのようだ”と言ったらテレビも新聞もそれを取り上げ、まるで小渕さんが役に立たないように伝える。逆でしょう。、日本の総理大臣になろうという人を非難されたら、冗談言うな、なる価値がある人だから候補者になっているのだ、”おまえのところの女狂いの大統領よりはましだ”(ちょっと言い過ぎかもしれませんが)とぐらい主張すべきではないでしょうか?。彼らが日本のことを思って主張しているのではないことはわかっているでしょう。
日本のマスコミも視聴率を上げれることだけを考えず、本当に信頼される情報提供者となってもらいたい。

(1998.7.19)
 今回の参議院選挙で感じたこと(常々感じていることでもある)なのですが、日本のマスコミはこの国を良くするためにはどうすればよいかではなく、どうすれば視聴率が上がるかを最優先の命題として行動をしている。
 私をはじめ、多くの国民はマスコミが報道していることは基本的には全て事実、真実として見聞きしている。
 例えば、ロス疑惑の三浦氏、あれだけマスコミがたたいた人である。先日無罪の判決が出、また名誉毀損の判決では多くマスコミが負けているがマスコミは知らん顔、有罪か、無罪かは私にはわかりませんが、あまりにも厚顔無恥というか、驕っていること甚だしいと感じる。
 それではどうすればよいか。名案はありません。きっと、自分自身が考え、自分自身で結論を出し自分自身で行動することしかないのでしょう。

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