経済について

(2001.10.21)
 最近、大臣の顔が全く見えない。このことは、マスコミから言えば放送する価値がある情報が大臣からなにも出てこないからだと言うことになるのであろうか。大臣は何をしているのであろうか。田中大臣のように何かをやろうと思っても必要な情報を官僚はくれず(官僚から見れば価値がないと言うことであり、小泉首相からも完全に見放されている)、何も出来ず退任を待っている人もいる。どの大臣も自分が出来なかった言い訳ばかりをしている。このデフレの中、伸びる会社はそれなりに伸びている。と言うことは、多くの企業のトップにそうする能力がないと言うことになる。
 今一度、自分が何をするべきかを考えてみよう。

    画餅に帰す

(2001.8.25)
 最近、株価が下がっている。失業者も増えており、これからどのようになるのか誰も分からない状況である。少なくとも経済界は前首相と同様、小泉首相が何もできないと思っているようである。また、首相に期待をしている多くの国民は何もできない。バブルがはじけて10年を超えていますが、それでも立ち直れない我が国はこれからどうなるのであろうか。

    明日ありと思う心の仇桜

(2000.1.6)
 2000年問題とは何だったのであろうか。私の1日に出社したが問題がほとんどでなかったので午前中で帰りました。
 もし対応していなければもっと問題が出たと思うが、コストパフォーマンスから言えば何もしなかったのがベストであった。
 この費用は結局誰が負担したことになるのであろうか。
 我々は結局誰かに踊らされただけなのであろうか。

    金持ち金を使わず

(1999.12.26)
 21世紀の始まりは2001年なのであるが気分的には2000年からのように思われる。
 大きな理由はコンピュータの2000年問題である。普通の生活をする上では騒いでるほどのトラブルは出ないと思いますが、企業としては対応しなければならない。実際これにかかる企業の費用は膨大です。考え方によっては問題が出てから対応した方がトータル費用は少ないであろう。
 コンピュータ業界においては特需にはなったけれど、この様な後ろ向きの投資はどこの企業にもかなりの負担になったでしょう。

    必要は発明の母/Neccessity is the mother of invention.

(1999.10.17)
 今日の夕刊に三井海上、日本火災、興亜火災が持株会社を作り経営を統合するとの記事が出ていました。先日の住友銀行、さくら銀行の合併をはじめやっと日本の金融会社が有るべき姿に近づいてきたのではないかと思います。
 韓国を始め他国ではもっと早くできていたのですが、やっと日本でも財閥を越える事が出来そうだと言うことです。
 銀行はもう少し、損保会社は始まったばかり、生保会社はこれから、それが終わったらその他企業に本当のダウンサイジング(日本では一般的にリストラと言われていますが、リストラとは再構築ですからある部分を壊して他に何かを作るのでトータル的には小さくなるわけではありません。ダウンサイジングはある部分を縮小するわけですから、日本で使われているリストラになります)が始まります。それが終わったときから本当の日本の再生が始まります。
 日本では各企業の意識の遅れから時間がかかりすぎるので最低しなければならないところまで行くにもまだ3,4年はかかりそうです。
 アジアの他の国の方が早いです。と言うことはこのままだと日本はアジアの中においても他国に抜かれると言うことです。

    人は落ち目が大事

(1999.8.18)
 先日岡山に帰ってきましたが、色々問題は有るにしても確実に変わってきたいます。私が住んでいる松戸市の人口は四十数万人岡山市よりは少ないですが、いわゆるインフラの整備においては岡山は松戸より数倍も進んでいる感じがします。
 道路一つ作るにもそのスピードが違います。これから先のことを考えると地方にはチャンスがあります。
 特にネットワーク環境が整ってくるこれからにおいては東京周辺である必要は何もありません。地方の中でそれだけの投資をしたところが浮かび上がってくるでしょう。
 あれだけインターネットに投資をした岡山にも大きなチャンスがあると思います。

    今日の一針明日の十針/A stich in time saves nine.

(1999.7.20)
 自動車業界の提携が続いていますが、コンピュータ、通信業界においてはさらに前を行っています。現在、我々が、車、パソコンを買う際には必ずメーカーを確認しますが、これからも同様でしょうか。
 私はそうではなくて、部品メーカーがもっと力を持ち、今メーカーと言われている有名企業は次々と淘汰されて行くと思います。つまり、どこの会社が組み立てたのではなく、どこの会社の部品を使用しているかです。信頼有る会社の部品を使用していることでその製品の価値が上がる。当然のことです。PCの分野に置いては、もうメーカーで選んでいる人は少なく価格で選ぶようになっています。中身が同じで有れば、信頼性も同じ、有名メーカーから買う必要性は全くありません。
 車に関しても、下駄履き変わりならどこのメーカーのものでもかまわないし、デザインで選ぶのでもメーカーとは関係がなくなってきます。
 日本の部品メーカーではどこが生き残るのでしょうか。

    青は藍より出でて藍より青し

(1999.1.20)
 銀行の合併が続いています。日本の企業は本当に追い込まれないと動かないのですね。株主のことを考えたらもっと早く行動をすべきであったはずなのですが、ここまで遅れてしまった。株主は経営者に対して経営責任をもっと追及すべきではないでしょうか?
 ですが、この金融再編成を進めているのは政治家ではなく大蔵官僚なのです。
 う〜ん、やはり日本を動かしているのは官僚なのか?

    一日の遅れは十日の遅れ

(1998.11.20)
 最近思います、このままでは第三次世界大戦(これは経済戦争です)に負けてしまいます。軍事で負け、経済で負ける、今の日本を見るとこれは当然のことです。昔、負けたのも今と同様なことからではないでしょうか?
 ですが、それの方がよいのではないかとも思います。立ち直れないくらいに打ちのめされたら、また少しはやる気が出るかもしれません。出来なくても自分のせいです。
 その方が日本らしいと思いますが、皆さんはどう思われますか?

    歴史は繰り返す/History repeats itself.

(1998.10.26)
 今、日本では特許、商標登録に非常に時間がかかります。先日私が勤めている会社が昨年12月に申請した商標につき確認したら、まだ審査未着手とのことで、あと半年以上かかるとのこと。また、新製品を来月出すのですが、申請中と書くのも場合によっては訴えられる場合が有るとのこと。良くパンフレットに商標登録申請中と書かれていますが、あれはだめなのです。こうなると、もう先に適当に登録申請しておくしか方法が有りません。そのために、また審査が遅くなる。悪循環ですね。
 現在の登録商標件数は、約200万件とのこと。現在、その内どれらけが使われているのでしょうか?

    はまった後で井戸の蓋をする

(1998.9.26)
 日本がデフレでそれが世界の不景気の元だといわれているが本当にそうであろうか?私はそうだとは思いません。やっと流通機構がまともになりつつあり、我々が高く買わされていたものが少しずつまともな値段で買えるようになってきているだけです。それ故、価格が下がるのは当たり前なのです。そしてまだまだ下がります。それでやっと我々は世界的に見れば普通の値段でものが買えるようになるのです。
 それから本当の日本が評価されるのです。

    有りそうで無いのが金無さそうで有るのが借金

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