ひとりごと(’99.10〜’99.12)
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株式会社日立製作所
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(1999.10.1)
今日の日経新聞に載っていた首相と加藤氏の話です。
首相「池田総務会長ということで了解して欲しい」
加藤氏「一本釣りではないか。派の意向と違うので再考して欲しい。私たちは了承できない」
首相「あなたは総裁選に出馬して私を追い落とそうとしたのではないか。好き勝手にやらせてもらう」
笑ってしまいました。情けないことにこれが日本国の首相が考えていることです。子供の喧嘩と一緒です。政治家を長くやるととみんなこうなるのでしょうか?
ああ恐ろしい。
牛の一散
(1999.10.9)
これからの政界についての私の予想です。
内閣の支持率はこれから下降するでしょう。組閣、弐千円札、東海村でのパフォーマンスなどを見ていると、ただ如何に長く首相をやるかだけを考えているように思われる。
それゆえ、次の衆議院選挙においては勝てないであろう。ですが、負けたと言えない程度は当選するであろう。
首相は長くしたからといって評価をされるわけではないことをこの人は解っているのであろうか。
我が身に偽りある者は人の誠を疑う
(1999.10.11)
日本の女高生の行動は、どうしても理解できない。何でみんな同じかっこうをするのであろうか。誰かが唾を吐いたかもしれないホームに胡座をかいて座るのでしょうか。なんとも思わないのであろうか。また親はその子供達に対しどう対処しているのであろうか。
これらに対し、政治、学校、宗教は全く存在価値がありません。それらの現状を見ていると価値がないのは当然とも思われますが、その内にいる人達は全くそのようには思っていはいないでしょう。
それゆえ、家庭がしっかりするしかありません。自分の子は自分で守る。そのためには家族として身に降りかかる火の粉を自分たちの力で排除することも必要だとも思う。
毒を以て毒を制す
(1999.10.16)
最近、金融関係、インターネット関係の企業合併の話が多い。合併するということは人を減らせると言うことである。それ故、株価は上がる。
今日発表になった損保三社の合併、昨日の株価は3〜9%アップしている。と言うことはその情報を発表前に手に入れて大儲けた人がいると言うことである。インサイダー取引であるが誰も罰せられないであろう、と言うことはしない方が馬鹿だと言うことになる。
これが日本の現実である。それゆえ、日本という国は信用されない。
正直者が馬鹿を見る
(1999.10.17)
今日の夕刊に三井海上、日本火災、興亜火災が持株会社を作り経営を統合するとの記事が出ていました。先日の住友銀行、さくら銀行の合併をはじめやっと日本の金融会社が有るべき姿に近づいてきたのではないかと思います。
韓国を始め他国ではもっと早くできていたのですが、やっと日本でも財閥を越える事が出来そうだと言うことです。
銀行はもう少し、損保会社は始まったばかり、生保会社はこれから、それが終わったらその他企業に本当のダウンサイジング(日本では一般的にリストラと言われていますが、リストラとは再構築ですからある部分を壊して他に何かを作るのでトータル的には小さくなるわけではありません。ダウンサイジングはある部分を縮小するわけですから、日本で使われているリストラになります)が始まります。それが終わったときから本当の日本の再生が始まります。
日本では各企業の意識の遅れから時間がかかりすぎるので最低しなければならないところまで行くにもまだ3,4年はかかりそうです。
アジアの他の国の方が早いです。と言うことはこのままだと日本はアジアの中においても他国に抜かれると言うことです。
人は落ち目が大事
(1999.10.31)
介護保険の保険料の支払い開始を延期することにつき三党合意したとのこと。と言うことはどんなに遅くとも来年夏には選挙がある、場合によっては今年中にあるかもしれないということでしょう。こんな馬鹿な話はないと多くの国民は思っているのでしょうが、老人にとっては払い込む期間が短くなるのだから、ラッキーと思っているでしょう。
そのお金は誰が負担するのでしょうか?もちろん国民です。我々の子供達が一番多く負担をすることになるのでしょう。ですが、彼らの投票率は低いですから、選挙においてもあまり表面には出てきません。自業自得というのは言い過ぎかもしれませんが、主張しないのだから仕方がないことかもしれません。
また、首相、三役、自由党および公明党の党首にはあきれかえります。前回の選挙では私自身自民党(というより橋本さん)に投票したので、あまり言えないのですが、自分がその地位にしがみつくことが、あるいは権力を持つことだけが目的の人達に政治を任せていると言うことに納得がいかないのは私だけでしょうか。ですが、実際にはほとんど何もできません。ここに愚痴を書いているだけです。
もしかしたら政治家は不必要なのかもしれません。精々2年しかトップの座におれない官僚だけに任せておいた方が、長期的な戦略で動けるのかもしれません。あるいは、米国からお金を払って政治家を受け入れたらもっと変われるかもしれません。
アジアの他国はかなり前にバブルから立ち直っているのに、いまだに我が国は立ち直れません。場合によってはこれからさらに悪くなるのではないかとも予想されます。これも政治の責任でしょう。
悪人の友を捨てて善人の敵を招け
(1999.11.7)
野中幹事長代理、私はこの人の考え方、行動について非常に評価をしていました。ですが、最近の発言を見てみると残念ながらただの議員になりつつあります。自民党を守ろうとする意識は政党人としてみてみれば理解できるのですが、実はその前に考えることがあります。国会議員は国民の選挙でその代表として選ばれているわけです。自民党の前に国民のためにどうするかということをもっと真剣に考えて欲しいと私は思っています。
今の首相よりあなたの方が我が国の代表としては良いと私は思っています。元官房長官の梶山さん、前官房長官のあなた、本当はトップになられるべき人をその時のトップは妬ましく思ったのかもしれません。しかしあなた方をいかせなかったのはトップの責任です。
過去の首相の中にも派閥の長でなくてもなられた方が多くおられます。国民がどちらを希望しているかはおわかりでしょう。今のままでは自民党は次の選挙で負けてしまいます。本当に今のままでよいのでしょうか。
起きて半畳寝て一畳
(1999.11.14)
金曜日は知人と会い色々話をしたのですが、インターネットの世界においてはかなり女性が頑張っているとの話がでました。この世界においては体力とかは全く関係有りません。感性と呼ばれているものの価値が大きいのです。それゆえ、性別は全く関係がありませんし、また、年齢も関係がありません。と言うことは我々にもまだチャンスがあると言うことであります。
戦後の早い時期に生まれた我々はいわゆる団塊の世代と呼ばれ、現在ではリストラの対象とされ辛い時代でありますが、これからだと私は思っています。
私と同じ年代の方これからも頑張りましょう。
泣いて暮らすも一生笑って暮らすも一生
(1999.11.20)
友人と話をしていたとき、友人の子供が通っている小学校のホームページの話が出ました。
埼玉県南埼玉郡菖蒲町立菖蒲東小学校
本日見てみましたが、6年生以外は1学級の小さな小学校ですが、ホームページは本当に力を入れて作られております。これだけのページを作りまたメンテナンスをしていく仕事を通常の仕事の上に行わなければなりません。先生方は大変だと思いますが、子供達にとってはみんなで同じ目標が持てるので結構楽しいのではないでしょうか。
また、目標を表に出すことで退路を断ち必ず行うのだとの気持ちも見て取られます。これからも頑張って欲しいものです。
骨身惜しむな無駄惜しめ
(1999.11.23)
今日は妻と一緒に上村松園展に行って来ました。二人で出かけたのは何年ぶりかで、絵をも見に行ったのも久しぶりです。
美人画ばかりで100点はありさすがに見疲れました。絵の好き好きはあるのでしょうがわたしは、30歳頃の絵が好きです。以降の絵は京都にどっぷり浸かった絵のように感じられて何か全て同じように感じられてしまいました。ですが、線には躊躇いがなくとてもすばらしく、絵を描く才能のない私にとってはそれ以上の言葉はありません。
習うは一生
(1999.11.28)
日本の昔からある宗教が現代に何故力を持てないのかを考えてみたのですが、仏教であれば檀家制度が今の日本にそぐわないのではないかと思います。日本人は元々農耕民族であり、土着の生活を送っていました。その限りで有ればすぐ近くにある菩提寺に何時でも行けます。ところが、現代になってふるさとから離れてきています。その本人はまだしもその子、孫になればふるさとも変わってしまいます。
同じ宗派の中では、自身でお寺を選べるように変わっていかなければ多くのお寺は生きながらえてゆけなくなると思われます。
何処で暮らすも一生
(1999.12.1)
先日CATVのインターネット接続に申込みをしました。もちろん常時接続ですが、費用はモニター期間は3,000円/月、商用サービス時は6,000円/月です。使用する時間は1日当たり1時間ぐらいですが、現在はインターネット接続時占有している電話回線を気にしなくて利用できるので気が楽です。工事は来年ですが、今からあれもやろうこれもやろうと楽しみにしています。
金は方行き
(1999.12.5)
日本の国はこれからどうなるのであろうか。
米国との関係は悪くなって行くであろう。残念ながら今の米国には世界がこのようになればよいかといった考えは全くない。自分たちがどうすれば金儲けが出来るのかということを考えていることだけである。これだけいじめられても離れられなかった日本であるが、これからは徐々に米国から離れてヨーロッパとの関係が深くなって来るであろう。私はそのことを期待している。
ですが、日本の多くの政治家を見ていると、我々が目にする米国の政治家よりもっとレベルが低い。彼らは、自国のことを考えるが日本の政治家は自分のことしか考えられない。
人の不幸が我が幸福
(1999.12.11)
2000年末からのBSデータ放送に8社が参入することが決まったが、もしかしたらもう何の意味がないかもしれません。放送であるから認可があり、海外の資本が多く入っている企業の参入を許可しないのであろうが、残念ながら放送の価値は日に日に低下をしている。通信との差がなくなってきているのでそれに投資をする必要がなくなってきている。一方的に与えられるより必要なときに獲得できる方が我々にとっても便利である。インターネットで24時間接続が普通になる2,3年先にはそちらの方がメインになるであろう。
その時今のテレビ会社はどうするのであろうか。
飛ばんとするものは翼伏す
(1999.12.19)
もうすぐ2000年を迎えるが、これから日本はどうなるのでしょうか。
政治家というのは日本の国をどうするのかを考えるのが仕事だと思っていましたが、最近は自分の主張を通すことだけを考えている。それが日本の国を良くすることであると信じてするならまだ許されるが、自分のことだけを考えているのは我々にも判ります。
どうなるんだこの国は。アジアの他国を見ているともうバブルを乗り越えているが、まだ日本だけは克服できない。それが自分たちの責任であるとの認識を政治家が持てなければまだまだかかるでしょう。
鷹のない国では雀が鷹をする
(1999.12.26)
21世紀の始まりは2001年なのであるが気分的には2000年からのように思われる。
大きな理由はコンピュータの2000年問題である。普通の生活をする上では騒いでるほどのトラブルは出ないと思いますが、企業としては対応しなければならない。実際これにかかる企業の費用は膨大です。考え方によっては問題が出てから対応した方がトータル費用は少ないであろう。
コンピュータ業界においては特需にはなったけれど、この様な後ろ向きの投資はどこの企業にもかなりの負担になったでしょう。
必要は発明の母/Neccessity is the mother of invention.
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