ひとりごと(’00.10〜’00.12)
HISのまる得宿泊予約専門サイト
日本全国のホテル・旅館即時予約OK!
(2000.10.1)
中学3年生の子供が学校へ行かなくなって4週間経ちました。本人もつらいとは思いますが、親も本当につらいです。妻はたくさんの本を読み、同様の経験がある知人に連絡をしています。本を読むとうまくいったケースが載っていますが、現実にはほとんどのケースがうまくいっていないわけで、なんの役にも立ちません。また、この様なケースでは二親の考え方は同じではないケースが多いと思われます。我が家でもあまりにも違いすぎるので、私はこのことに関しては子供には何にも言っていません。
多分、この様になった場合、ほとんどの男親は子供が情けないと思うでしょう。実は、私もそう思っています。
色々調べてみますと、一クラスに1名は不登校の子供がいるようです。それでは、なぜこの様な子供が増えてきているのでしょうか。きっと学校へ行くことが楽しくないのでしょう。それ故、行かなければならないものだと思っていても何らかのきっかけで行かなくなります。休むと今度は行きづらく、行けなくなります。そしてそれか続きます。
担任は、来なくてもそんなに気にしないみたいです。一度連絡があり家に見えられたようですが、学校に出てくるようにとの話はありません。そうするのが彼らの責任の範囲なのでしょう。
もう我が家では、子供が今後も学校へ行かない前提で動いています。子供にとってそうするのがよいことではないのですが、そうせざるを得ません。これは親の責任です。
子の心親知らず
(2000.10.15)
不登校はまだ続いています。ですが、以前よりは本人はかなり気が楽になったようです。外出できるようになったし、家族とも話が出きるようになりました。親としてはまだ子供に対してはほとんど何もしていません。妻が一度学校という言葉を言ったら子供が固まってしまったので、当面は普通の生活が出来ればそれでよいと思っています。
ただ、当面どうするかは決めたのですが、その先は全く見えません。子供の一生ですのでまだまだ時間があります。ゆっくり話をしながらやって行きたいと思います。
子を一人育てるに生くる瀬か死ぬる瀬が七度ある
(2000.11.5)
私と同じ状況におられる方はたくさんおられますが、気持ちとしては私と同じではないでしょうか。
実は、子供が考えていることが全く解らないのです。毎朝、家族のなかで最後に起きテレビを見、ゲームをし、それで一日が終わります。この状況が夏休みが始まってからずっと続いているのです。子供がそのような行動をとるには当然理由があるのでしょうが、見ているとこれから先永遠に続きそうに見えます。
親としてはとても耐えられません。
禍福は糾える縄の如し
(2000.11.12)
米国の大統領選挙の結果はいつ判明するのでしょうか。フロリダ州の結果で大統領が決まることはまず間違いがないでしょうが。お粗末と言うしかありません。また、今日のニュースにもありますが、ゴア候補から再度手作業により再集計すべきだとのの申し出でなど、米国の政治家も日本と違わないかと思ってしまいます。いくら偉そうに言っても実際にやっていることを見ればみんな分かります。残念ながら米国の他国への発言力もこれで終わりかもしれません。今回、その他多くの国と同じであることが世界中に知れ渡ってしまいました。米国の大統領も日本の首相と大した違いはありません。ですが、自分が過去起こしたミスを認めるかどうかについては全く違います。嘘をついてでも首相にとどまろうとする人、またその人を踊らせる人たち、日本の恥ずかしさは他のどの国のトップにも負けません。
凡夫は飽くことを知らず
(2000.11.19)
米国だけでなく日本の政界も混迷を深めています。
ですが比較をしてみると中身は全然違います。米国においては、何が正しいのかと言うことを司法を使ってはっきりさせようとしています。ところが我が国においては、いかにして自分の意志を国民押しつけるかと言うことを考えています。特に今の政府首脳は現首相がその能力がないことを承知しながら、自分の保身のために表面的には現政権を維持しようとする行動をとっている。ですが、多分、その後は更迭するか(部下がトップを)あるいは自分の思うように操るでしょう。今の野中氏はそれだけの力があります。
日本は社会主義国なのでしょうか?なぜ、我々には国のトップを選ぶ権利はないのでしょうか?
兵は拙速を聞く
(2000.11.20)
政治がこれだけ混迷しているのに、なぜテレビは予定を変えてでも我々国民に情報を提供しないのか。
くだらない番組をスポンサーがつくからと言って、この大事な時間帯に流す必要はあるのだろうか?それとも、そのような情報を流しても視聴率は上がらないので、流す必要はないと判断しているのでしょうか?
確かに日本の政治家で力を持っている人たちは、日本という国の将来を本当に考えていません。悲しいですがこれが真実です。ですが、彼らはお金を握っています。税金として集めた金をどのようにばらまくかは彼らの胸三寸なのです。ですから、多くの企業人は彼らに投票します。これは当然のことです。
本当に国のことを考えている人もいます。ですが、残念ながら彼らには力がありません。今日の不信任案採決においても、かなりの方が一本釣りされて不信任に投票しないかもしれません。ですが、結果として信任されても森政権は持たないと私は思います。
マスコミよ、国無くして君たちはありません。今何をすべきかを、もっと考えていただきたいと思います。
時は得難し失い易し
(2000.11.21)
今回の政争は野中氏あなたの勝ち、加藤氏の負けで決着がつきました。満面に笑みを浮かべた森首相の顔、これが日本のトップかと思うと情けないと思っているのは私だけでしょうか。
あなたは本当に強い。その強さは私も認めますし、我が国にとって非常に価値がある人だと思います。ですが、これでよいのでしょうか。本当は森氏を首相からおろすのがあなたの仕事ではないでしょうか。それが我が国のためであります。政敵を倒すという目の前の局所的な戦いに勝っても、最後に自民党が負けたら何にもならないでしょう。自民党の存続そのものが問われようとしているときに、あなたのしていることは自民党をつぶすことの後押しをしているように見えます。もしそれがあなたの行動の目的で有れば、私はあなたを心より尊敬致します。
今回のことにより、自民党を支持する国民はさらに減るでしょう。あなたがいくら強腕でも国民を脅して言うことを聞かすことは出来ません。自分の考えが世の中の役に立てないことがお判りになった今、その立場から降りられることがあなたとして出来る唯一のことではないでしょうか。
その前にあなたがすると既に決心されていること。そうです、森首相を退任させることを最後の仕事とし予定通りお願いいたします。
水に落ちた犬を打つ
(2000.12.4)
子供の不登校が始まってから3ヶ月経ちました。最近やっと同様なお子さんをお持ちの方の気持ちが本当の意味で解ってきたように思います。私もほとんどの親と同様な気持ちです。自分の思いと子供の行動とのギャップ、とても大きく私自身では埋めることが出来ません。ですが、その時親がどのような行動をとるかで子の将来が決まってしまいます。それゆえ、怖々話をすることになります。どう話をすればよいのかが判らない今、相手の様子を見ながら恐る恐る話をする。悲しいですがこれが真実です。
子の心親知らず
(2000.12.16)
不安。先が見えないことについての不安です。今の私の気持ちを一番良く現している言葉です。
仕事でも、勉強でも何時までという目標があります。もし万が一出来なくて、失敗してもそこで一区切りつきます。ですが子供の事については全く先が見えません。それゆえ、同じような経験をした人でないと判らない不安があります。私だけでなく妻も一緒だと思います。また、きっと本人も不安なのでしょうが、私には全く判りません。親としては情けないことなのですが事実です。何も積極的なことが出来ないもどかしさ、親も子供と同じようになってしまいそうな不安もあります。
知恵は浅し川は深し
このページのトップに戻る
前のページへ戻る