ひとりごと(’00.7〜’00.9)


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(2000.7.2)
 一昨年、昨年と自殺者が3万人を超えたとのことです。もう30数年前になりましたが、私もそんなことを考えたことがあります。これを読まれた方の中にも、そのようなことを考えられた事がある方は多数おられるでしょう。
ですが、自分の人生は一度しか有りません。みなさん方、自分の人生がつきるまで好きなことをしましょう。
私がそのような方に何かしてあげることがあるかと思っても特にありませんが、時には気晴らしに読んでみてください。

    人事を尽くして天命を待つ

(2000.7.15)
 我が国の政治家は欧米だけではなく、アジアの成長している各国の政治家ともあまりにも違っている。今まで先人が作ってきた物、貯えてきた物を自分の能力のなさで全て他国に取られてしまいそうなのに何もしない、出来ない状況です。我が国の動きは他国に比べてあまりにも遅いですが、もしかすると国民はそれを望んでいるのかもしれません。そうであれば日本は日本であるべきです。一種の鎖国状態でもかまいません。本当に国民がそれで幸せになれるならばそれでよいのです。ですが、その選択をしたら残念ながらそうならないでしょう。それゆえ、何もできない政治家が悪いと言うことになるのですが、彼らを選んだのが私たち国民である。
 悲しいことです。

    若い時旅を致さねば年寄っての物語がない

(2000.7.17)
 これから100年先、2100年に日本がどのようになっているかを予想してみました。
 日本という名前の国はなくなっているでしょう。では、どうなっているのでしょうか。多分、他国の一部となっていると思います。
 なぜそのように思うかというと、まず、日本の人口は、これから先減少してゆき決して増えないでしょう。それゆえ、国民が食べる以上の穀物を生産することが出来るようになります。その反面、他国では砂漠化が進みあれだけの人口を自国の生産だけでは養えなくなります。今でも限界ですがもっとひどくなるでしょう。また、もし我が国が他国から戦争を仕掛けられたときに何が出来ると思いますか。ほとんどの人間は、それは仕方がない。死ぬよりは降伏した方がましだと思うでしょう。また、米国は自国のメリットになることしか行動をしません。今の日本はまだ価値がありますが、もうすぐ無くなります。
 国民、特に若者がそのように思うのは教育の結果です。この責任は、教師だけでなくそのほとんどは政治です。今の政治家を見て誰が尊敬するのでしょうか。その人たちが国民を踊らせようとしても、踊ったように見せるのは税金のおこぼれをもらえる人たちだけです。だけどその人たちを非難することは出来ません。実際、誰が見ても多くの政治家は尊敬に値しません。
 それなら私たちはどうすればよいのか。私には判りません。みなさん、考えそして行動してください。

    猿に烏帽子

(2000.7.23)
 今回の沖縄サミットに各国首脳の夫人は半分以上来なかったと言うことを、みなさんはご存じですか。私たちが全ての行動に理由を付けられるように、彼女たちのもそれなりの理由があるでしょう。ですが、理由があるから何をしても良いと言うことではない。我々の生活の中で他のことに優先するのは”葬”ぐらいと思いますが、各国に於いても多分同じでしょう。場合によってはこれに優先することもありますが、それは例外だと思います。
 日本という国がそんなに馬鹿にされても、何にもも思わないのが今の日本のトップです。私は情けないと思いますが、彼らはどう思っているのでしょうか。予想される返事としては、そんなことよりもっと大事なことがあったのだろうから気にしていないといったところでしょうか。
 私が立派だと思う政治家もいるのでしょうが、トップになれなければただの人で終わるのでしょう。
 トップ(首相あるいは大統領)を、自分たちが直接選べるようになればかなり変わるでしょう。と、私は思います。

    鷹の無い国では雀が鷹をする

(2000.7.30)
 インターネットの世界は半年もすれば様変わりする。これから2年、3年先を考えると私が持っている技術が本当に役に立つのか自信が持てない。当然私自身も成長するのですが、基本的な考え方というのは生まれてからここまでの生活の中で積み上げられた結果であるので、変えようとしても変わるものではない。自分のことで考えてみれば、小学校までの意識していない頃の経験が今の私のもととなっているように思われる。今良く会っている友人は、小中学校の友人と高校時代の友人です。大学時代、社会人になってからの友人とも会いますが、彼らとの話はどうしても仕事が中心となってしまいます。
 団塊の世代の我々は、今が正念場、これからの一年一年を大事にして行きたいと思っています。

    芸術は長く人生は短し

(2000.8.22)
 19日は父の1周忌でした。
「徒然草 30段 墓は鋤かれ、田となる」http://www.pseudog.com/tsure/text/30.html (Kuniharu Sato訳)にもあるように「去った者は日に日に遠くなって行き」ます。ですが、私たち子供は多くのものを父母から授かっています。それらのものの多くは、また私たちの子供たちに受け継がれて行きます。それゆえ、人として一生を終えると言うことは大変なことですし、また非常に大事なことでもあります。私の人生はもう終盤に近づいていますが、子供たちに何を残し何を残さないかを考え、日々生きて行きたいと思います。

    浮き世は夢/Man's life vanishes like a dew.

(2000.9.10)
 今日は松戸市南部史跡めぐりに行って来ました。
 常磐平から子和清水、八柱霊園、河原塚、広龍寺への道約5Kmを3時間かけて歩きました。松戸へ来てもう20年がすぎましたが、表面的なことは分かっていてもその歴史はほとんど知らないことを実感しました。ネットを通じてもいろんな情報は集められますが、実際に歩いてみるのがそこを知る一番いい方法です。

    晴耕雨読

(2000.9.17)
 15,16日と山中湖へテニスの合宿へ行って来ました。メンバーは8名、平均年齢は50歳強、みんなテニスが大好きです。16日は朝から雨でしたが、メンバーの一人がすぐ河口湖のフィットリゾートクラブへ電話、まだ降っていないとのことでしたのですぐ移動。運が良いというか、平井プロによる無料レッスンがあるとのことでしたので、私を含めて3名は初級クラスと続いての中級クラスに参加させていただきました。苦手だったボレーが少し出来るようになったので、平井プロには有り難うとお礼を言いたいと思います。また、私のラケットが10数年前の物であること、パンツが20年以上前の物であることを目ざとく見つけられ、私としては少し恥ずかしい思いをしましたが、私としては使えるものは何時までも使うのが当然と思っていますので、全く気にしていません。
 今回のメンバーの内3名の方は初めてあった方で、またこれからも一緒にテニスをしようとその連絡用にメーリングリストも立ち上げました。この年になってもまだ友人が増えています。本当に楽しい限りです。

    君子の交わりは淡きこと水の如し

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